ロシア帝国1908年ニコライ2世25ルーブル金貨

ロシア ロマノフ王朝の最後の皇帝 ニコライ2世の25ルーブル金貨です。
左向きの肖像ですが、イギリスのジョージ5世とは従兄弟同士で、さすがに良く似ています。
世界一周旅行の最後に日本を訪問し、長崎や有田などを回り京都に入り、大津で
津田という一巡査に切りつけられて負傷を負い、それが遠因で日露戦争に発展したという
説もあります。
それまでは日本を大変気に入っていて、日本人の女性を奥さんにしたがったり
長崎で竜の刺青を右手に入れています。
従兄弟であるイギリスのジョージ5世もこの刺青を見て、来日時に同じように
刺青を入れています。
さてこの25ルーブルはニコライの生誕40年記念として150枚が鋳造されています。
1908年にシベリアで発見された大きな金の塊から作られたということです。