ブラジル1727年20000レイスNGC MS63

 
南米の大型金貨、ブラジル20000レイス 1727年です。
この20000レイスは1724年、1725年、 1726年、 1727年の4年間発行されています。
ブラジルは当時ポルトガルの植民地でしたので、ほかの金貨6400レイスや12,800レイスには
ポルトガル王ジョアン5世の肖像が描かれています。
この王冠を抱いたシールドのデザインはこの20,000レイスと10,000レイスに使われています。
十字のマークと4つのMはローマ教皇の宗教的後ろ盾を背景にした証と、この金が産出される
鉱山、ミナスジェライスのMにちなんでデザインされています。
現在、相場的には少し落ち着いていて、2012年のオークションでは30,550ドル(370万円)で
落札されていますが、今は300万円〜310万円ほどです。