ドイツ 1689年 ハンブルク バンクポルトガレーザー 10ドゥカット金貨 オークション


オークション日:2022年3月22日
開始価格:25,000ユーロ ドイツ、ハンブルクのバンクポルトガレーザーと呼ばれる金貨です。
表面:「SUB UMBRA ALARUM TUARUM」と刻印。 港のあるハンブルクの街の風景、手前に多数の船が浮かび、雲の中には輝くエホバの名が描かれています。
下部は、装飾されたカルトゥーシュ(円)の中に、「HAMBURG」と刻まれています。
裏面:「BANCHORUM IN EUROPA BONO CUM DEO ERECTORUM MEMORIA – M – DC – LXXXIX 」と刻印。 バロック様式のカルトゥーシュで、ベニス、アムステルダム、ハンブルク、ニュルンベルクの、 4つの銀行都市のエスカッチョン(盾)が描かれています。
上には翼のある天使の頭、下にH – B – M(最古の銀行市民、ヒンリッヒ・ブルメスター)の イニシャルが描かれています。 50.31mm、34.66g わずかな傷は確認できますが、エクセレントな品質が残っています。
J・レテケが1689年に、アムステルダム、ハンブルク、ニュルンベルク、ヴェネツィアといったヨーロッパの偉大な銀行都市で、10ドゥカットのバンクポルトガレーザーを製作しました。
このバンクポルトガレーザーは、ハンブルク貨幣の中でも特殊な存在になっており、特別な日の栄誉を称える贈り物としての役割を担っていました。
これらは1619年に設立されたハンブルクの銀行が発行したもので、通常10デュカットの重さで鋳造されました。
コインには、型抜きのサインに加えて、通常、銀行頭取(最古の銀行市民)の名前の暗号、 この場合はヒンリッヒ・ブルメスターのH・B・Mが記され、重さと純度を保証していたのです。 ハンブルク銀行のバンクポルトガレーザーは、半分または2倍の重さで発行されることもありました。
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