ドイツ 1640年 マキシミリアン1世 5ドゥカット金貨 MS63+ NGC オークション


オークション日:2022年3月22日
開始価格:10,000ユーロ ミュンヘン周辺の新しい要塞が完成したことを記念して発行されたコインです。
表面:マキシミリアンはやや右を向いて立ち、鎧をまとっています。笏を持ち、右の祭壇に置かれたオーブに手を置いています。
裏面:ミュンヘンの要塞のヴェドゥータ(都市の景観を大規模に描いた絵画)。
街の上には、雲の中に聖なる幼子と笏を持つマドンナ、左右に智天使(ケルビム)が向かい合って座っています。
打刻の輝きが大変すぐれており、見事な標本と言えます。
30年戦争の結果、バイエルンとミュンヘンがスウェーデンに占領された後、 選帝侯マキシミリアン1世は首都と居城の再移転を決意しました。 この5デュカットは、この再移転のために鋳造されたました。 表面「MAXIMIL : COM : PAL : RH : VT : BA : DVX : S : R : I : ARCHIDAP : ET • ELECT 」について、 「MAXIMIL(IANUS) COM(es) PAL(atinus) RH(enanus) VT(riusque) BA(variae) DVX S(acri) R(omani) I(mperii) ARCHIDAP(ifer) ET ELECT(or) = ライン伯パラティヌス、バイエルンの上・下公立、大公、神聖ローマ帝国の選挙人」を意味しています。 裏面には、旧約聖書の127.1から 「NISI DOM(inus) CVSTODIERIT CIVIT(atem) FRVST(ra) VIGIL(at) QVI CVSTODIT =主が町を守らないところ、番人は無駄な見張りである」が書かれています。 ミュンヘン造幣局 17,30 g
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