①先週の金価格は、1オンスあたり1,822ドルから1,875ドルの間で取引され、1オンスあたり1,836ドルで取引を終え、今週は基本的に横ばいで取引されました。
議会からの刺激策のニュースがなく、ドル円は90～91の狭いレンジで取引されているため、金価格は同じパターンを維持しています。
先週金曜日、11月の生産者物価指数（PPI）が発表されました。PPIは0.1％上昇し、予想よりもかなり小規模の上昇となりました。
このニュースは、インフレが予想されていないことを示しており、米国の弱い雇用報告とコロナウイルスの急増と組み合わされ、私たちの経済がすぐに回復する見込みが薄いことを示しています。

②もし議会が年末年始前に数十億ドル規模のCOVID-19景気刺激策を可決すれば、金/銀価格は非常に強気になると信じられています。
なぜ金は大幅に上昇しているのでしょうか？バイデン次期大統領は、この9,080億ドルの援助パッケージは、はるかに大きなCOVID援助法案の始まりに過ぎないとすでに述べています。
他のヨーロッパやアジアの造幣局がCOVID援助資金のためにユーロ、円、人民元を大量に刷っているため、金価格は2021年初頭までに史上最高値を更新することになるでしょう。