フランス1815年20フラン金貨ナポレオン百日天下NGC MS62

 
【フランスの英雄】といえば、あのナポレオン1世を思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか。
そのナポレオン1世を代表すると言っても過言ではない、希少な金貨です。
この【百日天下】は、銀貨2フラン、5フランと金貨20フランの3種類が発行されています。
ナポレオンコインの肖像にはいくつかのタイプがありますが、こちらは頭に月桂冠をいただいた最も人気のある一枚で、さらに特別な年号1815年のものです。
1815年銘は一度失脚したナポレオンが再びパリに復帰した100日間の間に発行された物で、コイン収集界では 【百日天下】タイプの希少品として、収集家から人気を集めています。
  当時の時代背景を見てみますと、ロシア遠征に失敗し、ライプツィヒの戦いでとどめを刺されたナポレオンは失脚。
エルバ島へと島流しになってしまいます。
ナポレオンの失脚に伴い、ブルボン朝が復活したため市民は再び政治に関与できなくなりました。
不満が溜まった市民の希望に応えるため、ナポレオンはイタリア領エルバ島を脱出、彼のもとには多くの同調者が集まったと言われています。
1815年3月1日、エルバ島を脱出したナポレオンとその仲間たちはフランスに上陸します。
当初ルイ18世は、討伐軍を向かわせましたが討伐軍はナポレオン側に寝返ってしまい、パリへの侵攻を開始しました。
討伐軍の元師ネイは、元々ナポレオンの部下だったので、討伐軍としてナポレオンを捕まえる為に出発したものの、本当はどちらにつくべきか迷っていたのではないかとも言われています。
討伐軍の寝返りを知ったルイ18世は国外へ逃亡します。
ルイ18世が逃亡したことでフランス国内には統治者がいなくなり、ナポレオンは再び皇帝に就任しました。
その際ナポレオンは議会の招集や新しい憲法の制定などを実施し、国民の期待に応えていきました。
国民からは大歓迎を受けたナポレオンでしたが、その一方でナポレオンの復帰を望んでいなかったヨーロッパ諸国は1815年6月、パリに戻って来たナポレオンを再び失脚させようと、対仏大同盟を再び結成し、フランスへの侵攻を始めます。
ワーテルローの戦いに負けたことでナポレオンは再び皇帝の地位から降ろされます。
ナポレオンがパリに戻ってから、ワーテルローの戦いで負けるまでに経過した日数は約100日。
そのためこの間の期間は「百日天下」と呼ばれています。
そしてその僅かな期間に発行されたコインこそ、今回ご紹介させていただいた【ナポレオン百日天下】コインです。
グレードはMS62、MSグレードの百日天下コインは希少性抜群、そしてナポレオン1世最後の年ということもあるため他のナポレオンコインよりも人気があります。
68万円でお取り寄せできます。