オーストリア1629年フェルディナント2世ターラー銀貨NGC MS61


今から約400年近く前に発行されたターラー銀貨です。
日本は関ヶ原の戦いが終わって幕府ができた頃です。
オーストリアは当時ハプスブルク家が支配する神聖ローマ帝国で、その皇帝のフェルディナントはプロテスタントを弾圧、これによりキリスト教の内部対立、宗教戦争が30年にわたって繰り広げられました。
彼のターラー銀貨は1621年から1632年まで発行されていますが、この1629年銘は単年度のみのもので希少です。
NGC でもこの1枚のみが最高グレードとして記録されています。
このコインは内密にエッゲンベルクのオーストリアファミリーの為に作られた特別のもので特にEGGENBERGの記載があります。
この個体は2年前の2018年4月のヘリテージオークションで10,800ドルで落札されたそのものです。
再びオークションにかけられていますので、チャレンジしてみようと思っています。