古代ギリシャ アテネ 紀元前515-510年テトラドラクマ フクロウ銀貨



古代の銀貨で最も人気のあるものはこのフクロウが描かれたものではないでしょうか?
おもて面はヘルメットをかぶったアテナ神の右向きの肖像が描かれています。
裏面が人気のあるフクロウが描かれていて、何やらほのぼのとした気持ちになります。
最近、古代のコインのお問い合わせが連続して有ったので、少し興味を持ち調べているところです。
古代のコインを販売させていただいたのは、1度しかありません。
それは古代ローマ皇帝で紀元138年〜161年の在位で有ったアントニヌス ピウスの金貨でした。
状態がとてもよくて、今ではその販売価格では買えなくなっています。
それはさておき、やや正面を向いたフクロウの銀貨は(上)紀元前515-510年のもの。
かなり希少な1枚です。
よく見かける下のコインのアテナ神のヘルメットも違いますし、フクロウの向きも違います。
アテネを表す文字もフクロウの左側と右側にあります。
アテネ神の顔が大きい方はよく見かけるもので、時代は紀元前449年〜413年と80年ほど新しくなります。
こちらも打刻が素晴らしくくっきりとして惚れ惚れとしてしまいます。
この2つとも海外のディーラーが持っていますが、価格は700万円と70万円。
なんと10倍の価格差がつけられています。
また状態により10万円程度からのものもあります。
古代のものなんでも探しますのでお申し付けくださいませ。