日本 皇朝十二銭 国立博物館蔵


先日上京した折に上野の国立博物館を見学してきました。
さすがに国立博物館で、この純国産の初めての通貨 皇朝十二銭が展示されていました。
日本初の鋳造貨幣で銅の発見により年号が新しくなった和銅和銅にちなみ和同開珎という貨幣が作られたということです。
708年の和同開珎から958年の乾元大宝まで250年あまりの貨幣経済は、改鋳による価値の低下などもあり、そこで途絶えました。
皇朝十二銭は以下の通りです。

和同開珎 708年 わどうかいちん
万年通宝 760年まんねんつうほう
神功開宝 765年じんごうかいほう
隆平永宝 796年りゅうへいえいほう
富寿神宝 818年ふじゅしんぽう
承和昌宝 835年じょうわしょうほう
長年大宝 848年ちょうねんたいほう
繞益神宝 859年にょうやくしんぽう
貞観永宝 870年じょうがんえいほう
寛平大宝 890年かんぴょうたいほう
延喜通宝 907年えんぎつうほう
乾元大宝 958年けんげんたいほう