神聖ローマ帝国1701年/1953年レオポルト1世4ダカット


昨日に引き続きオリジナルのデザインを踏襲したリストライクの4ダカットゴールドメダルです。
ハプスブル家の近親結婚の結果として、このレオポルト1世も俗にHOG MOUTH、豚の口と呼ばれる下あごが前に突き出た容姿をしています。人の容姿についてとやかくいうのは甚だ失礼なこととは思いますが、当時も外遊して諸外国の人たちを謁見した際に、そういうことを必ず言われていたようでした。
個人的にはとても芸術素養の高い文化的な人で、ほかにもルドルフ2世などもHOG MOUTHですが気になる人たちがいます。
さて、このレオポルト1世のコインは10ダカットなどは高嶺の花でして、すでに入手が難しいです。
こちらは1953年にクレムニッツ で出された4ダカットのリストライク版。
発行されて66年ですがオークションで取れれば20万円ほどで手に入るのではないかと思いますので、手が届きやすいものの1枚ではないでしょうか?