オークション100万ドル超えの1793年ハーフセントPCGS MS66 BN
1ドルの200分の1のハーフセントコインが、100万ドル超えで落札されました。
1,005,000ドル、 日本の輸入価格に直しますと1,005,000 x 1.2 x 139 x 1.1=1億8439万円。
アメリカコインの力とコレクターの多さを如実に現した結果だと思います。
きしくも昨日紹介しましたリベルタスアメリカーナの自由の女神と同じ少女の横顔が描かれています。
このオークションでハーフセントが他にも出ていましたが1796年MS62が552,000ドル=1億128万円 1795年ハーフセントMS66が444,000ドル=8146万円と圧倒的な価格で取引を終えました。
ゴッホなどの絵画やストラディバリウス などのバイオリンの世界に1歩近づいてきた感があります。
この3枚ともウナ&ライオンより高価なコインである、ということに驚きを禁じ得ません。
アンティークコイン もそれらと同じでこの世界に1枚しか存在しないようなものが最も手に入れにくいものであると同時に、いくら払っても構わない、という気持ちを起こさせるということが、コレクターの道ということを痛感します。
もしこのコインが100万円で100枚存在していてもあまり見向きされないのではないでしょうか?
清水の舞台から飛び降りたつもりで、一つでも上のクラスを狙う、というのが収集の王道だと思います。