売約済 フランス1810年ナポレオン結婚記念ゴールドメダルNGC MS63

ナポレオンとオーストラリア皇女マリア・ルイーザ(フランス名:マリー・ルイーズ)の結婚を記念して発行されたゴールドメダルのご紹介です。

 

表:ナポレオンとマリア・ルイーザの右頭像。

裏:結婚式の様子。

刻印【NAPOLEON EMP ET ROI】 【M,LOUISE D‘AUTRICHE】

日本語訳:皇帝にして王たるナポレオン、オーストリア皇女マリア・ルイーザ。

重量約17g。

 

かの有名なナポレオンの2番目の王妃となったマリア・ルイーザ妃。

彼女はオーストリア皇帝フランツ1世の長女として生まれました。

ナポレオンの侵略により、シェーンブルン宮殿を2度に渡って追放されたマリア・ルイーザは「ナポレオンは恐ろしい男」と教育を受け、幼少期はナポレオンと名付けた人形をいじめて育ちました。

ナポレオンが前妻のジョゼフィーヌと離婚したと聞いた時、彼女は友人に「次の妃となる方に心から同情すると共に、それが自分で無い事を願います」と手紙を書いた程でした。

しかしフランス皇帝だけでは満足できず、どうしても権威が欲しいナポレオンは、そんなマリア・ルイーザの気持ちなんてお構いなし。ヨーロッパ随一の名家であるハプスブルグ家のマリア・ルイーザとの結婚にこぎつけることに成功しました。

この時ナポレオンは41歳、マリア・ルイーザは18歳。

 

 

非常に希少なゴールドメダルで、ガレとドロによってデザインされたこのメダルは200枚発行されました。

また様々なサイズの500枚のメダルは、結婚式の招待客(大使、王子、王室関係者、地方公務員)に配られました。

NGCによりMS63の評価が付けられており、特に希少なミント・コンディションです。

288万円でのお取り寄せでございます。

https://www.premiumgoldcoin.com/c-item-detail?ic=A000001303