ニュルンベルク1632年グスタフ2世3ダカット金貨

ニュルンベルク1632年グスタフ2世3ダカット金貨。
今年になってオークションで高値で落札されたコイン、その4。
バルト海の制海権や、30年戦争での介入などで北欧の獅子と呼ばれたスウェーデン王
グスタフ2世の3ダカット金貨です。
頭の良さそうなお顔をしていますが、ラテン語、ドイツ語、オランダ語、イタリア語は
流暢に話すことができたそうです。スペイン語、英語、ロシア語、ポーランド語なども
理解できたそうで、小さい時から英才教育を受け17歳で即位しています。
1932年リュッツェンの戦いで味方からはぐれて戦士したのが38歳の時でした。
生涯戦争のしっぱなしでしたが、スウェーデンを強国にした王様です。
その彼の3ダカット金貨、亡くなったのを追悼して発行されています。
状態はあまり良くないのですが落札は65,000ユーロ、手数料込みで78,000ユーロでした。