神聖ローマ帝国1691年レオポルト1世5ダカット金貨
今年になってオークションで高値で落札されたコイン、その2.
神聖ローマ帝国の中興の祖的な存在のHOG MOUTH、ホグマウス、レオポルト1世。
美男美女の王様もいいのですが、どうにもこの人の顔が私は好きですね。
近親者同士の結婚を繰り返すと、敗血病や下顎が出るなどの問題が起こると言われていまして
ハプスブルク家も、国家戦略のためになるべく身内で固めようとした弊害と言いますか
戦争を避け、お家を繁栄させるためにはそれしかなかったのでしょう。
このレオポルト1世の5ダカット金貨、状態はあまり良くなかったのですが
落札価格はなんと10万ユーロ。手数料を入れれば12万ユーロでございました。
何枚存在するかはっきりしたことがわからないけれど、目の前に滅多に出てこないのは
世界中のコレクターが知っているゆえに、出てきたときに勝負になるのでしょうか。