バチカン レオ13世1883年ホーリーイヤーメダルNGC MS61

 
バチカン レオ13世1883年ホーリーイヤーメダルNGC MS61です。
西暦752年にピピンが勝ち取った土地をローマ教皇に寄進してのち(ピピンの寄進)
ローマ教皇領という国家が生まれました。
以来、ローマ・カトリックは領地というとても世俗的なもの(宗教性とは離れたもの?)を
持ちました。
ヨハネス12世はこの領土を拡大しようとして周辺国と対立していましたが、東フランク王国の
オットー1世が助けを出し、962年にその見返りとしてローマ帝国の帝冠を与えたのが
神聖ローマ帝国の始まりであります。
ローマ・カトリックはこの教皇領を1870年まで持つことができました。現在はバチカン市国が
イタリアのローマの中にありますが、教皇領はイタリアによって消滅させられました。
ローマにあるので仲が良さそうに見えますが、敵同士だったのですね。
さて、このレオ13世は近代社会から離れすぎていたカトリックを盛り返した人の一人で、
世界各地に修道会や司教区、宣教師が派遣されました。
レオ13世の左向きの肖像、裏面は巻物を持つヒストリア、炎の玉を持つラックス、
トランペットを吹くヴェリタスの3人の女神が描かれています。
直径43mm重さ53.48gのゴールドメダルです。わずか15枚以下の発行です。
130万円まででお取り寄せが可能です。