ハンガリー 1605年 ステファン・ボクスカイ 10デュカット金貨 オークション


ハンガリー 1605年 ステファン・ボクスカイ 10デュカット金貨 オークション
オークション日:2021年11月5日
開始価格:50,000ユーロ

表面:「R. STE BOCHKAY D G HVNGA TRAN Q PRIN ET SICV COMES. 」 ボクスカイの半身の肖像画が描かれています。
裏面:「DVLCE EST PRO PATRIA MORI 1605」 雲の鎧を着た腕が剣を持ち、その剣には「PRO DEO / ET PATRIA」と刻まれた帯が付いています。
トランシルヴァニアに君臨した期間は比較的短かったものの、ステファン・ボスカイの影響力は大きかったと言われています。
彼が即位する直前に、ハプスブルク家はハンガリーとトランシルヴァニアで激しい反改革を始めていました。
彼はオスマン帝国と手を組み、ハジュク軍を率いて戦地で勝利を収め、ハプスブルク王朝と交渉のテーブルにつき、 トランシルヴァニアとハンガリーのすべての国民に憲法上の権利と宗教上の権利を保証するウィーン条約を締結したのです。
この条約では、トランシルヴァニアとハンガリーの両国民に憲法上の権利と宗教上の権利が保障されました。
また、ハプスブルク家は半年以内にオスマン帝国と和解し、「長いトルコ戦争」を終結させました。
ボツカイの反乱の最中に鋳造されたこの作品は、ナショナリズムを明確に主張しており、 裏面の凡例(DVLCE EST PRO PATRIA MORI)は次のように訳されています。
「祖国のために死ぬことは喜ばしいことである」

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