イギリス1673年チャールズ2世5ギニー金貨NGC XF40
ギニー金貨が発行されたのはチャールズ2世の時代から始まり、最終的に1817年の貨幣法によって『ソブリン金貨』に移り変わるまで続きました。
1663年から5ギニー金貨が発行されていましたが、それまでは年代が記されておらず、1668年に発行されたものから年代が刻印されるようになりました。
そのため、5ギニー金貨の中では1668年が初年号と言われています。
この年代が記されている5ギニー金貨は、17の異なる年代と6種類のデザインが存在しています。
ギニーとはアフリカ・ギニアの金を用いて鋳造されることから名付けられました。
地金を供給していた王立アフリカ会社のシンボルマークである象や城を刻印したタイプもございます。
こちらの1673年銘は、それらの刻印が無い初期タイプとなります。
表面:月桂冠を戴いたチャールズ2世の右頭像。
刻印【CAROLVS.II DEI.GRATIA】
裏面:ライオン、剣、馬、王冠、ハープのモチーフ。
刻印【M AG BR FRA ET HIB REX】
エッジ刻印【VICESIMO QVINTO】
直径約37.2mm、重量約41.75g。
ここ近年で5ギニーの需要が高まり、市場から姿を消しつつあります。
状態の良い鑑定済コインが少なく、希少性の高い5ギニー金貨です。
MS鑑定は価格が急上昇し、手に入らないまさにお宝状態。
NGCにより、1673年銘の5ギニーも例外ではなく、たったの8枚のみしか鑑定されていません。
こちらの5ギニーにはXF40の鑑定が付けられています。
388万円でのお取り寄せでございます。
イギリス5ギニー金貨とは・・。
イギリスで1600年代から1700代にかけて鋳造された大型の金貨(重量は約40グラム)で、当時の最高額面のコイン。
ここ数年で価格が上昇しており、稀少価値が高まっています。