【オークション結果】ドイツ マキシミリアン1世 1640年 5ドゥカット金貨 MS63 PCGS
【オークション結果】ドイツ マキシミリアン1世 1640年 5ドゥカット金貨 MS63 PCGS
オークション日:2021年8月16日〜21日
開始価格:12,500ドル
出品時予想価格: 20,000ドル〜30,000ドル
最終落札価格:72,000ドル
スタックス・バウアーズ・ギャラリー/Stack’s Bowers Galleriesのオークション結果のご紹介です。 1640年のマキシミリアン1世のミュンヘン要塞完成記念のコインは、72,000ドルでの落札となりました。 先日ブログに掲載したウィリアム3世のファインワークと同様に、予想価格の2倍以上という結果です。 72,000ドル(手数料込)に為替(1.12)、および消費税(1.1)がかかり、 日本輸入価格としては8,870,400円となります。
ここで、グレードの近い作品の過去のオークション結果を紹介いたします。
2013年1月6日:21,737ドル(MS63,NGC)
2018年4月21日:45,600ドル(MS63,NGC)
2019年8月15日:36,000ドル(MS63,NGC)
2020年1月13日:28,800ドル(MS63,PCGS)
2020年4月24日:37,200ドル(MS63,NGC)
2021年8月21日:72,000ドル(MS63,PCGS)
※今回落札品 同じMS63というグレードの中でも、それぞれのコインによって状態が異なり、 鑑定会社NGCとPCGSでもグレード付けが異なると言われています。
(PCGSのほうが鑑定が厳しく、NGCでは63でもPCGSでは62ということも) また今回のコインは、出品当初から「その見た目よりもグレードが控えめの設定」と紹介していたとおり、 低めのグレードで見積もられていた可能性もありました。
とはいえ、このコインが今までにない高値で落札されたことは、多くのコレクターに驚きを与えたことでしょう。