【オークション結果】英国 1701年 ウィリアム3世 5ギニー金貨 MS61 PCGS


【オークション結果】英国 1701年 ウィリアム3世 5ギニー金貨 MS61 PCGS
オークション日:2021年8月21日
開始価格:27,000ドル
出品時予想価格::45,000ドル〜55,000ドル
最終落札価格:120,000ドル

2021年8月、スタックス・バウアーズ・ギャラリー/Stack’s Bowers Galleriesのオークションが開催されました。
当ブログでも紹介しましたが、ウィリアム3世5ギニー金貨のうち特に 出来栄えがよかった1701年の作品、通称「ファインワーク」のMS61が出品され、 最終的に予想価格をはるかに超える12万ドルという価格で落札されました。
120,000ドル(手数料込)に為替(1.12)、および消費税(1.1)がかかり、 日本輸入価格としては14,784,000円となります。
ここで、ファインワークのMS61もしくはグレードの近い作品の過去のオークション結果を紹介いたします。
2018年1月8日:55,200ドル(MS61,NGC)
2020年1月13日:48,000ドル(MS61,NGC)
2021年1月21日:78,000ドル(MS60,NGC)
2021年3月26日:102,000ドル(MS61+,NGC)
2021年8月21日:120,000ドル(MS61,PCGS)

※今回落札品 2020年までは価格が安定していたコインが、2021年に入り一気に価格をあげています。
また2021年3月では、MS61+(つまりMS61の中でも上位のもの)が、10万ドルで入札できましたが、 今回のものは+のつかないMS61で12万という高値をつける結果となりました。
ゴールドコインは年々注目を集めてきていますが、2021年に入りさらに価格が高騰していることがわかります。