ロイヤルミントによる「偉大なる彫刻家シリーズ」第1弾「ウナとライオン」に続き、ウィリアム・ワイオンの秀逸なるデザインによる「スリー・グレーセス」が第2弾として復刻される運びとなりました。

表面：エリザベス女王の右頭像。

刻印【ELIZABETH II. D. G. REG. F. D. 200 POUNDS. 2020】

彫刻家ジョディ・クラーク氏のデザインで女王の首元にJ.Cのイニシャル。

裏面：スリーグレイセス（三美神）。

左から足元にハープのアイルランド、中央にユニオンフラッグの楯イギリス、右にアザミのスコットランドを配置し、擬人化したそれぞれの女神が描かれています。

刻印【FOEDUS INVIOLABILE】

日本語訳：不滅の同盟。

彫刻家ウィリアム・ワイオン氏のデザインでコイン左部にW.WYONのイニシャル。

重量62.62gm、限定335枚の発行です。

ジョージ三世の治世に発行されたオリジナルは、希少価値、新古典様式の雛型とされる美しい三女神のデザイン、そして激動のナポレオン戦争の歴史的影響などの諸要素により珍重されている名品です。主に銀貨のみが後世に伝えられたオリジナルですが、実は金貨も数枚発行されていたことが記録に残っており、現存数は世界で3～５枚のみとされている門外不出の珍品です。

オリジナル版は過去の記録としては１億円弱という金額で取引されています。

こちらは限定335枚発行、尚且つ初日発行とプレミアがついている1枚で、PF70UCAMと最高鑑定付きです。

798万円でのお取り寄せでございます。