1936年ジョージ5世プルーフクラウン銀貨PR64+
1910~1936年に在位したジョージ5世は世界恐慌時には自らの王室費を削減するなど、地に足のついた姿勢で国民に愛されました。
ヘビースモーカーだったジョージ5世は第一次世界大戦のストレスから喫煙量が増え、その後体調悪化に拍車をかけたと言われています。
またイギリス伝統のクリスマス演説はジョージ5世から始まりました。
在位最後の年に発行された貴重なプルーフクラウン銀貨です。
ジョージ5世のクラウン銀貨は大きく2種類に分かれます。
1927年〜1936年まで発行された裏面が大きな王冠タイプと、1935年のみ発行されたセントジョージの竜退治タイプです。
1935年のセントジョージと竜タイプは皆様もよくご覧になるデザインではないでしょうか。
表面
彫刻師Edgar Bertram Mackennal氏によるジョージ5世の晩年の姿。
首元にBMのイニシャル。
刻印【GEORGIVS V DEI GRA: BRITT: OMN: REX】
裏面
Kruger Gray氏によるデザイン。
王冠の上に1936年という年号、そしてそれらを囲むように
アザミとシロツメクサ(シャムロック)が描かれております。
右下にはデザイナーのイニシャルKGが彫られています。
(下のアザミとWの間)
刻印【FID. .DEF. .IND. .IMP.CROWN】
表面と裏面の銘文はラテン語で【全英国の王にしてインド皇帝 信仰の守護者にして神の恩恵たるジョージ5世】と刻まれています。
NGCPF64+という極希少な1枚でございます。
上にはPF 65が1枚存在するのみの、トップ2グレードです。
現存数も鑑定数も極端に少ないコインですので、ぜひこの機会にお手元にお持ちくださいませ。
238万円でお取り寄せ可能です。
下書きを書いた後売り切れてしまいました。
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