ブラジル1726年20,000レイス金貨NGC MS64 オークション結果


以前このブログに書いていました20,000レイスのMS64ですが、unsold、 入札がなく売れませんでした。
スタートが20,000スイスフランから、ということでした。
20,000スイスフランの場合、日本ネット価格にしますと手数料、為替、消費税込みで約300万円になってしまうので、敬遠されたのかもしれません。
このunsoldという現象は、ブラジル金貨だからというわけではなく、イギリスの5ギニーなどでも時折見かけます。
人気がある、ないの問題ではなく最初のスタート価格が高すぎるときにこういうことが起こるようです。
これとは別にヴィクトリア女王のオーストリアのソブリン金貨も見ていましたが、それらは全て1ポンドからのスタートでした。金の地金としても安ければ面白いと思っていましたが結果は最低350ポンド(67,000円)高いものは2,200ポンドでしたので思ったより高い印象でした。
もちろん地金価格で入手という目論見は見事に外れました。
この20,000レイスもスタートが安ければ20,000例水上で落札されたのではなかったか?と思っています。