神聖ローマ帝国1626年フェルディナント2世10ダカット金貨


近いオークションで最も高価で取引されるであろうコインを紹介します。
神聖ローマ帝国1626年フェルディナント2世10ダカット金貨です。
1618年から30年間にわたる大戦争、30年戦争を引き起こした張本人です。
30年戦争はカトリックとプロテスタントのキリスト教同士が争った最後の宗教戦争と呼ばれています。
(現在ではイスラム教のシーア派とスンニ派の争いはありますが)
さてこのコインは彼の正面やや斜め向きの姿が描かれています。
父親のカール2世と同じような下顎が出た顔をしています。
熱狂的なハンターであったらしく、騎乗姿で徒士のハンターと2匹の犬が描かれた背面にプラハの街の景観が描かれています。
10ダカットの都市景観としての人気が高いゆえでしょうか、オークションスタートは50万スイスフランから。
7,500万円からのスタートになります。