イギリス1685年ジェームス2世戴冠シルバーメダル


カトリックであったために国王の地位を追われたジェームズ2世。
今の日本では考えにくいことですが、当時はルターに端を発したプロテスタントがイギリスの中心的存在でした。
アメリカもコインや紙幣に神が第一と書いてありますが、イギリスもキリスト教の中でもプロテスタント第一であったのです。
ジェームズ2世は5ギニー金貨などに描かれていますが、こちらはそれらとは逆の右向きのなかなか精悍な顔つきをしています。
5ギニーの表情がお好きでない方もいらっしゃるかもしれませんが、このメダルの方はなかなか良いですね。
裏面はリースがクッションの上の置いてあり、天から伸びて来た腕が王冠を授けようとしています。
戴冠メダルの一部としてコレクションするのも面白いかもしれません。