ボヘミア1836年フェルディナント1世30ダカットゴールドメダル


現在のチェコの西部が当時ボヘミアと呼ばれた地域でした。
イギリスのロックバンド、クイーンの映画でボヘミアン ラプソディというのが最近とても人気でしたね。
フェルディナント1世はオーストリアの国王で1836年にボヘミアの国王としても(フェルディナント5世として)戴冠しました。
神聖ローマ皇帝のフランツ1世とヨーロッパの女帝の一人マリアテレジアの長男として生まれました。
生来体が弱く、宰相メッテルニヒが政治の全てを取り仕切りました。
この金メダルはボヘミアの王として戴冠したのを記念して発行された30ダカットのメダルです。
フェルディナントの右向きの姿と、ボヘミアの紋章、左を向いて寝そべるライオン。
MDCCCXXXVIという1836年の年号とプラハの文字などが見て取れます。
スタートは6万ユーロからですが、ウイーンのコイン博物館にもなかったと記憶していますので、そういうところが入手に動くかもしれませんね。