神聖ローマ帝国1703年レオポルト1世10ダカット金貨


久しぶりに見ましたレオポルト1世10ダカット金貨です。
ハプスブルク家の血縁結婚が続いたせいで、下顎が突き出るという特徴を持つことがありますが、彼も見事にそのHOG MOUTH 猪の口の系統を受け継いでいます。
からかって言っているのではなくて、これは王家の血の中に他のものを入れたくないという気持ちが、近親者同士の血が混ざり合ってこういう結果になるという時代の哀れさを表しているということです。
イギリスではヴィクトリア女王を中心として血友病が多かったですね。
さてそれはさておき、レオポルト1世の素晴らしい10ダカットです。
最近同じデザインのリストライクも出されたようですが、オリジナルは超希少。
スタートが75,000ユーロからですが、20万ユーロ前後ではないかと思っています。