オーストリア1923年 100クロー年金貨 NGC MS62PL

中央ヨーロッパに咲き誇る屈指の名門ハプスブルク家の栄枯盛衰と新生オーストリア第一共和制の門出を祝すデザインを掲げる100クローネ金貨は1923年と翌24年の2年間のみに限定的に発行された高い希少性を誇る名貨として知られていますが、とりわけ23年のものの発行枚数はわずか617枚に過ぎずコインマニア垂涎の名品とされています。
(24年は2851枚)20世紀に入り、1914年に皇位継承者フェルディナント大公がサラエボでセルビア人青年に暗殺されたことに端を発する第一次世界大戦の勃発によって、ハプスブルク家の名は再び歴史上に上がってきますが、皮肉にもこの未曾有の大戦での敗退によってオーストリアの君主制は弱体化し、帝国解体の憂き目に遭いました。
ここに過去6世紀をかけて一大帝国を築いたヨーロッパの名家は落日を迎えることになりました。
第一次大戦後の1918年に崩壊したハプスブルク家に代わって台頭した第一共和制(1918〜1934)下に発行されたこの100クローネ金貨はオーストリアの永遠の象徴である通称 インペリアル・イーグルと呼ばれる鷹の紋章をコイン裏面に掲げています。
頭上の王冠は新共和国がかつて強大な権勢を誇ったハプスブルク家の栄光を受け継ぐ由緒ある国家であることを暗示しています。
旧約聖書やギリシャ神話の故事により 古来 月桂樹とともに神聖視されてきたオリーブですが、コイン中央の100クローネの文字の周囲には平和や勝利の象徴と捉えられるオリーブの若木のリース/花輪が描かれていて、共和制下の新生オーストリアが表現されています。
直径37mm 重さ33.8753g 品位900/1000 NGCのMS62プルーフライクの鑑定は上から4番目(7枚の上位が登録)です。
このコインを委託でお預かりしました。
145万円でお譲りされるとのことです。
150万円以下のの大型金貨の素晴らしいものはほとんど見かけなくなりました。
この機会に検討くださいませ。
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