銀が買えなくなる日が来るのでしょうか？
銀はこの数十年で最も安値に意図的に置かれている金属です。
それとは真逆に銀はなくてはならない最重要鉱物でもあります。
スマホ、パソコン、自動車部品、電気関係、精密部品、ソーラー、バッテリーなど枚挙にいとまがありません。
もしなければ今の文明は瓦解します。
車は動かず電気も使えず、ATMで出金もできません。
電車や飛行機の発券もできず、それらは動きません。
それほど重要な銀の価格は1オンス40ドルです。
少し引いてみても価格の安さに呆然とします。
しかも銀単独では採掘されていません。
理由は採掘コストが 価格より高いからです。
さて今までは中央銀行などが数十年にわたり銀価格を安値に導いていました。
今世界が変わっているのはその縛りから抜け出ることです。
32ドルまでが今までの最高値でしたがもうそれよりはるかに上昇しました。
おそらく抑えが効かなくなっています。
今はどんな人でも銀を買うことができます。
しかし最初に述べたような必需品として購入不可などという法律ができると、お金を出しても買うことはできません。
ひょっとしたら所持も禁じられる可能性もあります。
その時には震えるほどの価格で買い取ってくれるでしょう。
銀が買えなくなる日が、果たして来るのかどうか、見るのが楽しみでもあります。