金は2600ドルを超え、続伸中です。

アメリカが利下げして日本は利上げするかと思って楽しみにしていましたが、利上げはありませんでした。
ただ金は過去最高値を更新中で9月20日午後4時の時点で2605ドル/1オンスに達しました。
それまでの最高値の2528ドルの壁を破って数日で2600ドルを突破したことになります。
次の壁は3000ドルになるのか、それとももっと上になるのかはわかりませんが、中央銀行が発行する紙幣のジ・エンドが見えてきています。
自分が作り出した偽物の信用は、他の国が信じないようになっていますので、紙幣制度を持っている国でさえ、金でないと何も買えない、売ってもらえないことに気づいて各国の中央銀行自身が争って金を買っている、という構図になっているのではないでしょうか?
これを書き始めて10分後には2609ドルになりました。
銀も31.2ドルまできましたが、昨晩も4億4000万オンスという膨大なペーパーのカラ売りが出て急激に下げました。(毎晩膨大な空売りがあります。)
売っているのはJPモルガンが筆頭ですが、これもあとそれほど長くは続きません。
年間の銀の産出量を上回るような数字はペーパーだからこそできるのですが、現物を持っていないネイキッドショート/空売りは現物不足が露呈した途端に破裂します。
どういう形で露呈するのかは不明ですが、JPモルガンのCEOジェイミーダイモンは新しいアメリカ共和国(今のアメリカ合衆国ではありません。それは消滅します)の閣僚に誘われてもいます。
JPモルガンがおしまいになる可能性もありますね。
今は金銀やすべてのコモデティはドルを基礎とした計算がなされていますが、すでに世界がドルを捨てた暁には何が基準となるか?銀は金の10分の1になるとも言われていますし、今できることは金銀の現物を掻き集めておく、というのがいいのではないかと思います