ブラジル1727年20000レイスNGC MS64


南米で最も大きな金貨で、とても人気のあるブラジルの20000レイス金貨。
しかもMS64という最高のグレードがつけられたものがオークションに出ています。
16世紀の南米はポルトガルとスペインによって、金や銀が取り尽くされた時期でした。
ポルトガルはスペインより、より多くの金を収奪しています。
この20000レイスはジョアン5世の時、植民地であるブラジルのミナス、ジェライスで
産出された金で鋳造されました。
裏面の十字架の周りにそれを示すMの字が4つ、配置されています。
プルーフライクな表情と美しい金にくっきりとした文字が残されています。
およそ400年になろうかという歳月を、この美しい状態で生き延びてきました。
大切に大切に守られてきたことが強く伺えます。
ファイネストグレードのこの金貨は、将来の価値も盤石ではないでしょうか?