イギリス1826年ジョージ4世5ポンド金貨NGC PF61

表面:ジョージ4世の左頭像。

ウィリアム・ワイオン氏によるデザインです。

ウィリアム・ワイオン氏といえば、ウナ&ライオンなどヴィクトリア女王のレリーフデザインでご存知の方も多いのではないでしょうか。

刻印【GEORGIUS IV DEI GRATIA 1826】

 

裏面:ハノーファーの紋章。

このマントのたなびくような風合い。

光が少し当たると毛並みの部分から黄金色の輝きが分散し、まるで本当に柔らかいものであるかのようです。

ここまでの技術を1826年当時に造り出せることが素晴らしいと思います。

刻印【BRITANNIARUM REX FID: DEF:】

 

エッジ刻印【DECUS ET TUTAMEN ANNO REGNI SEPTIMO】

重さは約39.9g、直径約30.7mm。

 

 

1826年に造幣局で製造されたプルーフ・コインは記録上約400セットでした。

しかし当時セットではなく、それぞれ単品で販売された余分なコインもあったかもしれないと近年考えられています。

現在、1826年プルーフ5ポンド金貨のスラブ付きコインの記録は、NGC、PCGS両局を通じて合計125等級となっています。

 

 

今回ご紹介の5ポンド金貨のNGCによるPF総鑑定数は18枚のみ。

軽いヘアラインとニック、顎に傷がありますが、スNGCによりトップ3グレードにあたるPF61とグレーディングされています。

1840万円でのお取り寄せでございます。

 

https://www.premiumgoldcoin.com/c-item-detail?ic=A000001935