神聖ローマ帝国1688年レオポルト1世10ダカット金貨


ハプスブルク家の血を強烈に引いた特徴を持つレオポルト1世の10ダカット金貨です。
昨日これを出品しているオークション会社から、とても素晴らしい装丁のカタログが
送られてきました。
パラパラめくっていると、この10ダカットを発見して嬉しくなった次第です。
中世の10ダカットは最近急激に価格が上がってしまって、おいそれと手が出ない
領域に入ってしまいました。大きいものは言うに呼ばず、1ダカットさえ100万円を
超える価格に突入しています。
ただ、1ダカットはサイズが日本円の10円玉くらいの大きさですので、
大型の金貨を目指している身からすると、まだ今ひとつ心をくすぐられるには遠いです。
この10ダカットは直径が44~45mmあり、驚くほど立派な大きさの金貨に感じられます。
44~45mmとあるのはこの頃の鋳造レベルで、ある程度しょうがないのでしょうね。
状態はgood EF/about UNCとありますので、いい方ではないでしょうか
鑑定がついていないので、そう言うことを気にしない人しか買えません。
でもそう言う人は世界にたくさんいらっしゃいますので、白熱するのは目に見えています。
スタートが12万ユーロから。楽しみですね〜。