アメリカ借金時計/US.note(財務省ドル)での5年後、10年後の金銀価格


アメリカ借金時計のUSドル(中央銀行であるFRBの発行した現行ドル)の表示がなくなって、代わりにUSA TREASURY DOLLARS 2025というものに変わっています。
USA TREASURY DOLLARSというのはFRBを経由しないドルのことで、過去にはリンカーン大統領が1862年に、ケネディ大統領が1963年に発行しています。
金と銀は現在ドルでの価格はゼロになっていますが、5年後には金が12,632ドル/1オンス、銀が1,562ドル/1オンスになっていて、これは現行のFRBドルではないアメリカ財務省発行の新ドルでの価格と見ることができます。
現在のアメリカドルではすでに金銀の価格は表せない–現行ドルは無価値である–と言うことでしょう。
ただ西側諸国内ではドルが流通しているのは事実なので、その範囲では通用しています。しかしBRICS諸国はすでに金銀に裏打ちされた通貨制度になっているので世界の80%の資源を占めるBRICSからは買えないと言うことです。
現在金は1960ドル、5年後は12632ドルと6.4倍、銀は現在23ドル、5年後は1562ドルで65倍ということを表示しています。貧者の金と呼ばれる銀は購入価格が少なくて済みます。
しかも世界第二の産出国メキシコが操業を止めており、工業用での用途は計り知れません。
イーロンマスク氏も言うように価格ではなく買えるか買えないかと言う瞬間がすぐにきそうです。