古代ギリシャ 紀元前340-325年 ボスポロス王国 パンティカパイオン AVスターテル金貨 MS,Strike: 5/5, Surface: 4/5, Fine Style NGC オークション


古代ギリシャ 紀元前340-325年 ボスポロス王国 パンティカパイオン AVスターテル金貨 MS,Strike: 5/5, Surface: 4/5, Fine Style NGC オークション
オークション日:2023年9月19-20日
開始価格:60,000ドル 予想価格:100,000ドル
パンティカパイオンのコイン。
表面:髭を生やしたサテュロス(パン)の左向き頭部が蔦の花輪で覆われています。
裏面:「Π-A-N」と印字され、グリフィンが左向きに立っています。 頭をこちらに向け、口に槍を持ち、右前足を上げ、穀物の上にのっています。 壮大なスタイルと慎重に中央に配置された肖像画は、完全に裏面の強力なイメージを補完しています。 素晴らしいセンタリングで、広いフランに打たれています。 パンティカパイオンは、紀元前7世紀後半にミレトスからやってきたギリシア人入植者によって築かれました。 シメリア・ボスポロス海峡の西側、現在クリミアと呼ばれる地域に位置し、 海峡の豊富な漁業とクリミアからの小麦の輸出によって大繁栄を遂げました。 その豊かさは、紀元前4世紀半ばに始まった見事な金貨の鋳造や、 同時代の主要市民の壮麗な岩窟墓が証明しています。 その後、ポントス王国のミトラダテス6世(紀元前120~63年)の地方首都となり、 さらにボスポロス王国の王たちの居城となりました(紀元前1世紀~紀元後4世紀)。 パンティカパイオンの貨幣鋳造は、紀元前5世紀後半に銀貨から始まったようですが、 この造幣局が主に注目されるのは、その美しい金貨のステータスのためです。 金貨の裏面には、ヘロドトスが金の源泉の守護神として描いたグリフィンが描かれています。 20mm、9.12g、11h 代理入札を承ります。