イタリア1883年ウンベルト1世100リレMS61と私のウンベルト100リレ

 
ウンベルト1世の100リレは状態の良いものが少なく、この61でさえ良い方の一つ。
彼の最後の方の人生は事実は小説より奇なりというのを地で行くような、数寄な運命でした
以前書いたブログをご参照ください。
http://coin23.hatenablog.com/entry/2017/06/13/111403
http://coin23.hatenablog.com/entry/2017/10/03/071729
そして下の写真が鑑定に出して、NOT GENUINE 本物ではありませんという鑑定のついたもの。
1883年のウンベルト100リレのとても素晴らしいものがあったのでオークションで落札しました。
到着したものはMS64以上と言えるもので、説明もFDCと、最高の状態でした。
しかし鑑定ではカプセルに入れられません、ということでショックだった1枚です。
重さはオリジナルは32.26g,こちらは32.15g 金の比重から考えても本物と信じていました。
しかし鑑定から戻って、さらに比重計で測ってみると、18金の金性(含有率)でした。
本物は22金です。
オリジナルではなく、のちの人が作ったプライベートストライクでした。
私の説明文の理解不足が生んだ失敗です。
けれども個人的にウンベルトさんは好きなので、まぁいいかなと思っています。
18金の価値はありますしね。
欲しい方がいらっしゃったらお譲りいたします。