ドイツニューギニア1894年5マルク極楽鳥NGC MS63
ドイツがニューギニア地方を植民地支配していた当時に発行された銀貨、1894年5マルク極楽鳥のご紹介です。
発行は1894年、発行枚数19,000枚。
直径は約38㎜、重量は約27.8gです。
極楽鳥のアンティークコインの中で、最大の大きさで人気です。
金貨や銀貨に描かれる絵は、統治者の肖像になることが一般的でしょう。
当時のドイツならば、ヴィルヘルム2世(在位:1888年~1918年)が在位されていました。
しかし、この銀貨には、ニューギニアやその周辺で見られる極楽鳥(フウチョウ)が描かれており、独特のデザインが人気です。
またドイツは、植民地化したニューギニアの行政と開発を【ドイツニューギニア会社(Neu-Guinea Compagnie)】に委託します。
そのため、コインの上の縁に沿ってドイツの国名ではなく、【NEU-GUINEA COMPAGNIE(ニューギニー会社)】と会社名が刻印されています。
なお、コインの一番下に、アルファベットでAと書いてあります。これは造幣局の印で、Aはベルリンを意味します。
極楽鳥の飾り羽が広がっている、美しいデザインが国内外問わず大変人気のコイン。
銅貨の10ペニヒ、銀貨の1/2マルク、1マルク、2マルク、5マルク、金貨の10マルク、20マルクが製造されており、コレクション性にも富んでいるコインです。
【世界で一番美しい鳥】と言われている極楽鳥がデザインされている貴重なコインです。
ぜひこの機会にお手元にお持ちになられてはいかがでしょうか。
138万円でのお取り寄せでございます。