円安のスピードが恐ろしく速すぎる
コインを輸入していると、為替のレートによって価格が上下するので敏感になるのですが、このところの円安はあまりにも速すぎるので下手に輸入ができない状態です。輸出にとってはよろしいのですが恩恵を受けるのは輸出企業だけ。おおよその家庭にとってはガソリンや小麦粉などの海外からの品物が値上げをせざるを得なくなり、家計を苦しめることになります。コインに関していえば10000ドルのものが以前は126万円($=115円)で買えたのに、今は150万円($=137円)に上がってしまいました。今回はそれが3ヶ月で起こっています。3月までは115円以下でした。ドルに限らずユーロ、ポンド、スイスフランなど他の外貨全てに対して独歩安ですので円の価値が坂道を転げるように下がっております。逆に金の現物やインゴットをお持ちの方は価格が上昇しているのでホクホクではないでしょうか。海外相場は2000ドルまで行った後、1850に落ちて動かないのですが日本の金価格は為替によって上下しますので数年前からは倍近い含み益の方も多いと思います。グラフは灰色の海外価格、オレンジ色の日本価格を表していて、日本の金価格が海外と逆転しているのがわかります。問題はこの円安がいつまで続くのか、ということですが政治を見ていると日本の国民の方には全く向いていないので、国民がジリ貧になっていくのは避けられそうにありませんね。