ブラジル 1726年 20000レイス金貨 MS62 NGC オークション


ブラジル 1726年 20000レイス金貨 MS62 NGC オークション
オークション日:2023年11月3-4日 開始価格:4,100ドル
ジョアン5世(1706~1750)時代に発行された、20000レイス金貨、ドブロン(Dobrão)です。
ドブロンはジョアン5世の治世中に流通したポルトガル/ブラジルの通貨の名前で、 世界で流通している本質的価値の最大通貨とみなされています。
ポルトガル人がブラジルの金のほとんどを採掘したミナス・ジェライス州ビラ・リカで鋳造された短命なコインです。
この時代までは、12進法(12800レイス硬貨を最大額)で作られていましたが、 それ以降ブラジルで鋳造された最大で短命な金貨となりました。
推測によると、ポルトガルは数十年の間にブラジルから集めた金の量が、スペインが400年の間に中南米の他の地域から奪った金の量を上回ったと言われています。
流通用として鋳造された金貨の中では最大でないにせよ、その堂々たる威容は間違いありません。
裏面の4つのMはブラジルの金鉱山 「Minas Gerais」のMから取られています。
人気の高いドブロンで、表面は十分に輝き、バランスの取れた美しいストライクを持っています。

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