イギリス 1692年 ウィリアム＆メアリー 5ギニー金貨 MS61+ オークション
オークション日：2022年1月12日
開始価格：49,999ドル

表面：ウィリアム3世と妻メアリ2世の右向き胸像、周囲の刻印は「GVLIELMVS. ET. MARIA. DEI. GVLIELMVS. ET. MARIA. DEI. GRATIA」です。
裏面：王冠をかぶったクォーターの紋章、波型の枠、中央にはナッソーのライオンの盾、王冠の両側には1692年の日付がございます。
周囲に「MAG. BR. FR. ET. HIB . REX. ET. REGINA.」と刻まれています。
縁には浮き出し文字で、裏面とは逆の向きで、「+DECVS. ET. TVTAMEN. ANNO. REGNI. QVARTO. +.」と刻印されています。
41.75g。
明るく反射したフィールドと、二人の重なり合ったポートレートが印象的な作品です。
2005年5月5日の「The Rarity of Five Guinea Pieces – An Analysis」によると、2005年以前の45年間、 1960年以降に貨幣商で売買された1692年の胸像の下に平文が描かれた5ギニーは95例あり、4つの治世の中で2番目に多いものでした。
さらに、1692年の金の生産量は114,499ポンドで、これは共同統治時代の中でも最も高い生産量で、他の年の2倍以上でした。 これは、この年のコインの残存率が、数が多かった前年に比べてあまり良くないことを示しています。
このような大型の金貨を、より高い保存状態で見つけることはますます困難になっています。
現存する金貨のうち、NGCとPCGSを合わせて42枚が鑑定されており、 そのうち6枚が今回の出品物よりも高いグレードを受けており、最高グレードはMS63と認定されています。
今回のコインも、推定価格 $100,000 を超えると思われます。

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