イギリス スコットランド1633年チャールズ1世戴冠銀メダル PCGS MS62
チャールズ1世戴冠銀メダルのご紹介です。
1625年3月、父の死去に伴い王位を継承しイングランド・スコットランド・アイルランド王チャールズ1世に即位。
こちらのメダルは即位から数年経った1633年発行です。
在位は1625年〜1649年。
表面:チャールズ1世の左胸像。
刻印【CAROLVS DG SCOTIÆ ANGLIÆ FR ET HIB REX】
裏面:スコットランド国家のアザミ。
刻印【HINC NOSTRÆ CREVERE ROSÆ】
Nicolas Briot氏によりデザインされました。
裏面にBと刻印があります。
直径30mm、重量12.0g。
こちらはPCGSによりMS62の鑑定が付けられています。
チャールズ1世時代のメダルとしては非常に高いグレードで、PCGS,NGCにおいて認定された唯一のMS評価を得ています。
他のどのメダルより数グレード高い評価です。
イギリス海軍の父と呼ばれたサミュエル・ピープスによる有名な言葉。
(サミュエル・ピープスの日記より)
「そして、3回にわたり、武器王が足場の上の3つの開いた場所に行き、チャールズ・スチュアートがイングランド王になれない理由を示す者がいれば、今すぐに来て話すようにと宣言した。また、大法官によって一般的な赦免状が読み上げられ、コンワリス卿によって銀のメダルが上下に投げられたが、私は何も手に入れることができなかった。」
サミュエル・ピープス – 1661年4月23日
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