オーストリア1887年2フローリン銀貨クッテンベルク NGC PF62CAM

クッテンベルク銀鉱山再開記念に伴い製造された稀少なフローリン銀貨のご紹介です。

フランツヨーゼフ1世と、非常に緻密で美しい聖バルバラ教会が描かれています。

 

表面:月桂冠を戴いたフランツ・ヨーゼフ1世の右頭像。

裏面:クッテンベルクの守護神 聖バルバラ教会。

MDCCCLXXXVII(1887)

鉱山での掘削作業に使われる道具の上に、聖バルバラ教会が描かれています。
鉱山夫の守護として聖バルバラが見守っている構図。

直径約35mm、重量約24.69g、発行枚数400枚。

 

 

クッテンベルクはプラハから西に約60キロにある都市です。

現在の地名はチェコ語でクトナーホラ。

ドイツ語クッテンベルク、チェコ語クトナーホラは共に銀山という意味です。

 


鉱山は地下水で水没し閉山していましたが、1887年に再開され最初に採掘された銀を使用して400枚の記念硬貨2フローリン銀貨が発行されました。

とても人気があるため、こちらのリストライクが金貨として発行されたほどです。

 

オーストリアの銀貨の中でも圧倒的ナンバー1の素晴らしさを誇るクッテンベルク銀貨。

国内外においてなかなか高鑑定品には出会えないとも言われている稀少な銀貨です。

NGCによりPF62CAMの評価を得ています。

350万円でのお取り寄せでございます。

https://www.premiumgoldcoin.com/c-item-detail?ic=A000002051