アンティーク銀貨と銀の地金価格は逆転する日が来るか?
今、銀の地金価格は1オンス/30ドル手前、銀コインの価格はやや高いくらいです。
歴史的に歪められた銀価格は今が最低に近い状態だと思います。
ただ現行の紙幣制度が終わり金銀に裏打ちされたものに変わっていくと、中央銀行という信用によって印刷された紙が通用しなくなるので、金銀価格は想像もできない価値になるのではないでしょうか?
金持ち父さん、貧乏父さんの著者ロバートキヨサキ氏は銀1オンス6万ドル以上になると言っています。
今の2000倍です。1オンスが1000万円ですね。
さてそこから考えると、アンティーク銀貨は希少なものでも数万円〜数十万円のものが圧倒的に多いです。
最近急激に価格が上がったゴシッククラウンは特別ですが、クラウンのプルーフやアン女王、ジョージ1、2、3、4世などのものもその範囲に収まっています。
また神聖ローマ帝国やドイツのターラー銀貨もその範囲です。
これらの希少銀貨が銀の地金価格に沿って値上がりしていく、と言うことは当たり前のことですし、地金価格よりもっと上の位置にあるでしょう。
今サイトにはレオポルト1世の2ターラー銀貨MS62を108万円で載せています。(上の写真)
2ターラーなので重さは58gです。
2オンス弱の銀貨ですがこれがもし銀価格が2000倍になると2000万円以上の価値に跳ね上がる計算になります。
と言うことは(銀価格が高騰する可能性があると考えるならば)アンティーク銀貨は買い場ではないでしょうか?
アメリカンイーグルや1kgの延棒など銀の現物は持っていても、あまり面白味があありません。
私の目の前に1600年代の2枚のターラーやビクトリアクラウン、ルイ14世などがありますが、見ていて感動するほどです。
銀が2000倍になるかどうかはわかりませんが、アンティークコイン の現物を目の前に置いて、ワクワクする方が健康にもいいですし、楽しみでもありますね。