イギリス1821年ジョージ4世戴冠ゴールドメダルNGC PF62
1821年、ジョージ4世の戴冠を記念してロイヤルミントから1821年戴冠式記念金メダルが発行されました。
ジョージ4世の横顔の厚さが約4㎜あり、迫力と光沢感、重量感を感じさせるメダルとなります。
表面:月桂冠を被ったジョージ4世の左頭像。
刻印【GEORGIUS IIII D.G. BRITANNIARUM REX F.D.】
日本語訳:ジョージ4世 ブリテンの国王にして信仰の擁護者
裏面:中央に鎮座し、古代ローマ神話の勝利の女神ヴィクトリアより王冠を授かるジョージ4世。
左側の女神はブリタニア(英国)、ヒベルニア(アイルランド)、スコッティア(スコットランド)。
上部刻印【PROPIO JAM JURE ANIMO PATERNO】
日本語訳:国王の権利と父の精神。
下部刻印【INAUGURATUS DIE. JULII. XIX ANNO MDCCCXXI】
日本語訳:1821年7月21日戴冠
直径35mm、重量約31.19g、エッジはプレーン。
デザインは両面ともセントジョージと竜退治で有名なベネディット・ピストルッチ氏によるものです。
発行は1060枚ですが、この鑑定レベル品質は非常に稀少でメダル肖像画の傑作です。
刻印の立体感が特徴的な、とても美しい1枚でカメオプルーフ仕上げとなっており、現存する最高級品の1つであることは間違いありません。
メダルならではの独特の彫りの深さや立体感、浮かび上がるようなデザインが特徴で、通常の貨幣とは違ったデザインをお楽しみいただけます。
NGCにおけるPF総鑑定数は4枚のみ。
こちらはトップ2グレードにあたるPF62の鑑定を得ています。
648万円でのお取り寄せでございます。
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