チェコの守護聖人・聖ヴァーツラフ1世がデザインされた稀少な大型10ダカット金貨のご紹介です。

表面：馬上で剣を持つヴァーツラフ1世。

刻印【NEDEJ·ZAHYNOUTI·NÁM·I·BUDOUCÍM】

デザイナー：J. Benda氏。

裏面：チェコライオンとスロバキアの盾。

刻印【REPUBLIKA ČESKOSLOVENSKÁ　1931】

デザイナー：O. Spaniel氏。

直径約42mm、重量約34.9g、1239枚のみの発行。

ボヘミア公ヴァーツラフ1世は、ボヘミアにおけるキリスト教を推進しましたが反対派に暗殺されました。

暗殺後、彼自身の建てた聖ヴィート大聖堂に葬られますが、早い段階から聖者として人々の信仰を集めるようになります。

彼を讃える詩や歌が古くから語り継がれており、その中でヴァーツラフ1世は真のキリスト者にして理想の騎士として表現されています。

近代に入り、ヴァーツラフ広場には彼の像が建てられ、またチェコ全土に像や絵画が数多く存在します。

現在チェコでは、ヴァーツラフ1世の命日9月28日は祝日とされています。

1929年〜1951年にかけて発行された直径42mmの大型金貨として注目を浴びる、人気と稀少性の高い10ダカット金貨。

美しいデザインと稀少性を兼ね備えた大変人気のある大型金貨でございます。

PCGSによりMS64の評価を得ており、トップ3グレードにあたります。

528万円でのお取り寄せでございます。