オーストリア1682年レオポルト1世2ターラー銀貨PCGS AU55
表面:レオポルト1世の右胸像。
頭には月桂樹の花輪をつけており、胸元には金羊毛騎士団の鎖がデザインされています。
小さい羊がぶら下がっているのが特徴です。
刻印【LEOPOLDVS D G ROM IM SE AV GE HVN BOH REX】
裏面: 王冠をつけた紋章の周りに、こちらにも金羊毛騎士団の鎖が描かれています。
下部にはミントマスターのイニシャル、I・A・Nが彫られています。
刻印【ARCHI AVS DVX – BVRG STYRIAE】
上部には、1682年が「16」と「82」で左右に分かれて刻印されています。
レオポルド1世は神聖ローマ帝国の皇帝で、オーストリア大公、ボヘミア王、ハンガリー王も務めていました。
ハプスブルク家の皇帝で、兄がいたため当初は皇帝としてではなく聖職者になるべく教育されており、学問と芸術をこよなく愛する文人皇帝であり、また彼自身作曲家であったことから、バロック大帝とも呼ばれていた皇帝です。
大型のターラー銀貨のコレクションも密かな人気を得ていますので、これから収集していくのも1つの楽しみではないでしょうか。
レオポルト1世のターラー銀貨は人気があるためか価格も少しずつ上がってきています。
ぜひこの機会にご検討になられてみてはいかがでしょうか。
80万円でのお取り寄せでございます。
ターラー銀貨とは・・・。
ターレル、Thaler、Talerとも呼ばれています。
16世紀以来、数百年にわたりヨーロッパ中で使われていた大型銀貨です。
その名残は、現在もアメリカ合衆国ドルをはじめとするドル(dollar)や、2007年までスロベニアで使われていたトラール(tolar)などの通貨名に残っています。