売約済 ドイツ ザクセン1765年アウグスト3世ターラー銀貨PCGS MS64
フリードリヒ・アウグスト3世は、ザクセン王国の初代国王で「正義王」とも呼ばれています。
フリードリヒ・アウグスト3世と呼ばれていたのは、はじめのザクセン選帝侯になった頃です。
ザクセン選帝侯での在位は1763年−1806年でした。
1763年に父王の後を継ぎましたが、年少のため1768年までは叔父のフランツ・クサーヴァが摂政を務めました。
1750年生まれのアウグスト3世ですので、こちらの肖像は15歳前後の若かりし王の顔ということになります。
後にザクセン選帝侯からザクセン王国の初代国王となり(在位1806年−1827年)、名前をフリードリヒ・アウグスト1世と改めます。
表面:アウグスト3世の右胸像。
刻印【FRID: AUGUST: D:G: DUX SAX: ELECTOR】
裏面:リーフに囲まれた盾と王冠の紋章。
刻印【X. EINE – FEINE MARCK】
1765年銘のターラ銀貨はPCGSにより5枚のみの鑑定。
その中でもトップグレードを誇る稀少な1枚です。
近年オークションにも出ておらず、またPCGSにも近年の登録は行われていません。
1765年辺りのターラー銀貨ですと、都市景観ターラー銀貨を収集される方も多いようです。
ザクセン公国のターラー銀貨も種類が多いのでコレクションしてみるのも面白いかもしれませんね。
58万円でのお取り寄せでございます。
ターラー銀貨とは・・・。
ターレル、Thaler、Talerとも呼ばれています。
16世紀以来、数百年にわたりヨーロッパ中で使われていた大型銀貨です。
その名残は、現在もアメリカ合衆国ドルをはじめとするドル(dollar)や、2007年までスロベニアで使われていたトラール(tolar)などの通貨名に残っています。
売約済。ありがとうございました。