トランシルバニア1628年ベトレン ガーボル 10ダカット オークション結果
トランシルバニア大公ベトレン ガーボルの10ダカット金貨です。
日本では徳川幕府ができた後の頃、トランシルバニアは王領ハンガリーを支配するべく
侵入を繰り返していました。率いていたのはこのベトレン ガーボル。
この頃ヨーロッパではカトリックとプロテスタントの最大の戦争、30年戦争が
続いていて、それはカトリックのハプスブルク家対その他のプロテスタントの戦いでしたが
フランスなどのカトリック国がプロテスタント側に着くなど、ヨーロッパ大戦でした。
ベトレンはその中にあっても鉱山開発、輸出、芸術、学問の奨励に励み、
卓越した手腕を発揮しています。
さてその彼の10ダカット、右向きの肖像と紋章の上に王冠が描かれた金貨は
135,000スイスフランでの落札でした。