ドイツ 1745-1765年 レーゲンスブルク自由都市 6デュカット金メダル MS62★ Prooflike NGC オークション
オークション日：2021年3月25日〜27日
開始価格：40,000ドル （予想価格：40,000〜60,000ドル）

すべての点で、驚くべき現存物であると言えるでしょう。
カール7世とフランツ1世の時代にレーゲンスブルクで鋳造されたコインは、その優れた出来栄えとメダルの特徴、そして保存状態の良さから、コレクターの間で特に有名です。
このように、鏡面のような光沢と、それに対応した「★」が目を引きます。
わずか3枚しか発行されていないこの希少なシリーズを見つけることは、大変貴重な機会となるでしょう。
シャープなレリーフと幅広のリムには厚いフロストが重なり、フィールドの反射によってカメオのような仕上がりになっています。
緻密に作られたこの作品は、プレゼンテーションのために作られたのではないかと思われるほどです。
この作品が作られた経緯は明らかではありません。
1745年12月に第二次シレジア戦争を終結させ、主にプロイセンのフリードリヒ大王とフランツ1世の妻マリア・テレジアとの間で起きたシレジア領有権争いを解決したドレスデン条約に関連して、この作品が作られた可能性があります。
この3枚の6デュカットが鋳造された際に、オーストリア、ザクセン、プロイセンの3国間で条約が締結されたのは偶然ではなく、もしかしたら、このコインはそれぞれの国の元首のためのものだった可能性があります。
このような仮説を立てるには、さらなる研究が必要だと言えるでしょう。 同様の作品が過去にオークションに出たのは、UBSの2004年9月のオークション60のロット56で、Standard Catalog of World Coinsには31,080ドルと記載されています（同書にはメッキ版）。
このオークションの写真では、この2つの作品の状態を正確に比較することはできませんが、どちらにせよ最高の稀少性を誇ります。
ヨハン・レオンハルト・エクスライン作。ヨハン・クリストフ・ブッシュが彫金師。
レーゲンスブルク造幣局、20.88g。

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