神聖ローマ帝国1738年テンペスト30ダカットメダル
神聖ローマ帝国1738年テンペスト30ダカットメダルです。
聖人ゲオルギウスの龍退治のシーンとキリストが荒れ狂う海の今にも沈みそうな
ボートに乗って3人の使徒とともに航海をしているシーンは、あまりにも有名で
ジェレミアス ロスの彫刻は、キリスト教の信者には大いなる安心を与えてくれます。
普通、このテンペストメダルは大きくても12ダカット止まりなのですが
こちらはなんと30ダカット、103.73g 直径60.1mmの超大型ゴールドメダルです。
金貨のみならず、メダルも価格がぐんぐん上昇していまして、むかしの値段では
問屋が卸してくれなくなりました。
このロス一家のデザインを踏襲して後世の(19~20世紀)のテンペストメダルも
ありますが、やはり希少価値は18世紀のロスファミリーの物だと思います。
30ダカット自体、出てくることはほとんどありません。
5月のオークションに出ますが、とても買えないでしょうね〜。