ハンガリー1820年テンペスト10ダカットNGC MS61
ハンガリー1820年テンペストゴールドメダル10ダカットNGC MS61が到着いたしました。
このテンペストやサルバトールメダルを見るといてもたってもいられなくなる悲しい性と申しましょうか、
ミュンヘンのディーラーがテンペストを見つけたよ、と言って知らせてくれましたので取り寄せました。
常々ブログに書いていますが、キリスト教のイコンとしては聖ゲオルギウスの龍退治の場面と、イエスキリストが3人の従者とともに荒れ狂う海をまさに渡ろうとしている場面が描かれています。
そしてもう一つは船乗りの航海安全祈願という意味合いでも、このメダルは彼らの守りお札のようなものであったということです。
このオリジナルはRothさんが作っていてロスファミリーが引き継いでいるようですが、それをまたベッカーがデザインしています。
時代によってゲオルギウスの顔や竜の姿、キリストたちの船の中の位置などが微妙に違います。
ただどれも肌身離さず持っていたせいか、状態の良いものが多くありません。
この個体はNGC MS61がついていまして、なかなか出てこないものの一枚です。
248万円でございます。
https://www.premiumgoldcoin.com/c-item-detail?ic=A000000585